2017.6.11
みなさんこんにちは。神奈川横浜で結婚相談所・婚活をおこなっている『0円 婚活』のマダカナです。
先月、ある女性が結婚することになりました。彼女は離婚歴のあるいわゆるバツイチです。そんな彼女が結婚相談所に入会した動機は“なんとなく”というゆるいもの。そこから約10か月後に都内有名企業に勤務する頼もしい男性とゴールインするとは夢にも思いませんでした。
「婚活をそろそろしてみたい」
「子どもは欲しいと思う」
「離婚歴あるから婚活に失敗できない」
「いつか結婚できればいいな」
「実際に婚活を行っているがゴールインは程遠い」
「バツイチだから乗り気になれない」
このような結婚に向かう動機が漠然としている人は多いのではないでしょうか? 婚活には強い覚悟は必要で、そこが弱いと結婚は難しいという人もいます。本当にそうでしょうか?私はちょっと違います。
婚活はゆるい気持ちでも十分結婚できます。なぜなら、これからご紹介する38歳の女性はゆるい気持ちから結婚まで至ったからです。
彼女の婚活ヒストリーをブログにしようと思ったのは、同じような心境を持つつ婚活する人にヒントになると思ったからです。「そろそろ結婚したい」と思うあなたにぜひ読んでいただければ、1年後に“結婚”が現実なものになっていることを約束します。
このページは、結婚を決めた女性の入会から成婚までの紆余曲折を描いています。そこには彼女のドラマがあり、そのドラマを追うことであなたの婚活にヒントを与えてくれます。
1、強い結婚願望があったわけではない。とりあえず相談所入会。
2、写真の撮り直し
3、お見合いの申請は0件
4、何人か仮交際するものの続かず・・・
5、断る理由もなかったので会ってみた
6、相手の熱意
7、入籍のタイミング
彼女、実は私と少しご縁がありました。あるコミュニティーで知り合った友人だったのです。そんなこともあり彼女が「いつか結婚したいなぁ」程度のゆるい結婚願望があることを私は知っていました(笑)。
私が結婚相談所をやっていたこともあり、彼女から結婚相談所のシステムについて質問があったことがそもそもの始まりです。
そうは言っても「時間があるときに教えてくださいよ」的な緩い興味でしたから、しっかり話を聞くまでしばらく時間がありました。彼女の心境を要約すると
・今が(独身)楽しいし、ハッピーだ。
・しかし、子供も欲しい。いつかは結婚したい(漠然)。
・婚活パーティーには数回参加したことあるが、いい相手がいない。
・離婚歴があるので次は失敗できない。
・いい人がいれば良いけど・・・そもそもいい人ってなんだ?よくわからない。
こんな感じでしょうか。
彼女は結婚相談所で結婚すると50万円程度かかると思い込んでいましたが、そうではないことを知り「じゃあ登録してみますか?」と本当に軽いノリで入会しました。
婚活に大事なのは『写真』です。結婚相談所のシステムに登録するお見合い用のプロフィール写真です。
もちろん人間は写真で計ることなどできません。しかし、実際のところ、お相手を判断する基準として“見た目”はすごく大事です。もっと言えば、ほとんどお見合い現場では写真で「会う」「会わない」を決めている現実があります。
そんなこともあり、通常はスタジオ撮影をお勧めしています。彼女には横浜関内にある、2カット5,000円以下で撮影するスタジオを勧めてみました。しかし、「そこまでしなくても」と撮影に乗り気じゃない(笑)。
仕方なく、私のカバンに入っていたRICOHのGRカメラで約30枚撮影して、その中から良さげな2枚をピックアップして婚活用の写真にする応急処置を施しました。
素人の私が撮った写真です。システムに登録しましたが、男性からお見合いの申し込みは少なかった。というより、申し込んでくる男性は40代~50代です。彼女は「私おじさんにモテるの」など冗談も言っておりましたが、結果的に大半のお見合い申し込みをお断りしました。
「結婚相談所のシステムには素敵な男性はいないの?」
このように思い始めるように満足のいく婚活はできていません。まだお見合いが成立する以前の段階です。私としてはこのままではマズいので1つ提案をしました。
「スタジオ写真やってみない?5,000円もしないから。これで運命変わったら安いもの!」
入会から2か月過ぎた頃にやっと写真をチェンジしました。ところが大ヒット!
今までのお見合い申し込み男性層と違う層からお見合いの申し込みが増えました。具体的には彼女が「おじさん」と言っていた男性から同年代の男性です。
ここで伝えたいことは“やっぱり写真は大事”ということです。婚活される人、写真はあなたが思う以上に大事だということを知ってくださいね。
だからこそ、結婚相談所に入会するのだが、登録される男性はシャイな人が多いです。皆さん真面目にお仕事をやっていて魅力的な方が多いのです。しかし、悪く言えば女性経験が乏しい人たちです。だから女性とのコミュニケーションが苦手だったりします。
こういう特徴があるから、男性側からお見合い申請をする人は少ない現状があります。だからこそ、女性も積極的に気になる男性がいた場合はお見合い申請をしてほしい旨を彼女に伝えました。
しかし、結局彼女からお見合い申請した数は『0』でした(笑)。
正直、「大丈夫かな~」と過ったことを思い出します。
ご結婚相手の男性には言えませんが、彼女が写真を変えて以降3名の男性と仮交際をしました。
ここで“仮交際”の説明を少しさせてください。仮交際とは結婚相談所システムの独特な仕組みです。お見合い後に「もっとお会いして話してみたい」と思った者同士が進むステージです。たった1回のお見合いでは相手のことは分かりませんので“真剣交際”するまでの準備期間のようなものです。
裏の話をしますと、結婚相談所で男女が揉めるケースの大半は“仮交際”の期間内に起こります。“仮”とはいえ大人同士の交際ですからいろんなことが起きます(笑)。
・旅行に行った
・交際できたことに舞い上がり“仮”であることを忘れる
・肉体関係
こんな事があると揉めますので注意が必要です。
さて、話を戻します。仮交際までは進んでも1か月足らずで別れてしまいます。本交際に入るまでの仮交際だから間違いではありませんが、その理由がはっきりしないので少し心配でした。
「私、交際しても続かないんですねぇ。特に何が嫌ってわけじゃないんですけど~」
挙句の果てには彼女からこんなセリフも出る始末(笑)。私自身も「やはり婚活には強い動機が必要なんだ!」と少し思うようになったのがこの頃です。
ところがこの後に急展開が・・・。
男性から彼女へお見合いの申請は週に2~3件ペースありました。仮交際の期間は無条件で断っていましたが、2人目の仮交際が終わった頃に申請してきた男性が、今思えば結婚相手になる男性でした。
こんな事を言うと怒られてしまいますが、2回目の仮交際が終わったばかりなので積極的に申請を受け容れたわけではないんです。彼女も実は乗り気じゃなかった(笑)。
しかし、特に断る理由も見つからなかったので会うことにしたんです。結果的にこれが彼女のゴールインに向けた大きな決断だったとは、このときは知る由もありませんでした。
凄いことを書きます。
実は、彼とのお見合いを終えて彼女は断ろうとしていました。特に決め手がないことが理由です。しかし、嫌な感じもしなかったそうです。
ところが彼は違いました。彼女は好みのタイプだったようです。彼の相談室を通してその旨がビンビン伝わってきていたので、
「特に嫌な感じがしなかったのなら仮交際してみたら?」
と彼女の背中をおしました。ここからの彼が凄かった(笑)。
仮交際中に4~5回あったそうですが、いずれも彼からは猛烈なアタックです。最初は彼女も困惑していましたが、彼の熱意が徐々に彼女の心を開いてきたのだから、熱意は大事です。
このときに2~3回、彼女から相談を受けました。「どうするべきか!?」
・彼は私を大事にしてくれるに違いない。しかし私はそこまで燃えていない
・本当に結婚して幸せになれるだろうか
このあたりが大きな課題でした。結婚相談所をやっていてなんですが、この段階になると私たちのアドバイスはあってないようなものです。なので、他の人のケースなどを交えて相談に乗っていきました。
最後は彼の熱意です。これ男性には特にお伝えしたい永遠の事実ですが、結婚においてタイミングを握っているのは男性です。特に結婚相談所に登録している女性は結婚願望があるのだから、積極的な男性は成功しやすいんです。
こうして彼女は結婚を決断して、めでたしめでたしと思いきや、まだまだハプニングがありました。それは・・・
彼女も彼も北海道の出身です。2人で北海道のそれぞれの実家にご挨拶に行かれました。私としてはホッと安心していました。そんなとき彼女から1通のメールが
「入籍のタイミングが彼と合わない。このままこじれるとダメになるかもしれない!」
これを見たときはビックリしました。うわ~~っと思いましたよ。彼女は年明けの入籍を希望していたのに対して彼は7~8月頃の入籍です。その間、約半年の差があります。
彼女が年明けにしたい理由は
・急すぎる
・仕事が忙しいから
・親が「まだ良いんじゃない?」と言ったから
です。
結局ここでも彼が上手に立ち回ってくれたおかげで大きな問題に発展せず、8月入籍で合意したようです。あ~焦りました。
婚活を始めるのに強い動機は必要ありません。それはご紹介した女性のドラマを見れば明らかです。結婚するために必要なのは”動機”ではなく
行動すること(婚活する)。です。
彼女は漠然としていたゆるい結婚願望を叶えることができたのは行動したからです。その結果、熱意のある男性と出会うことができました。この事実には男女ともに学べることがあります。
つい先日、彼女は彼と一緒に私のところにあいさつに来ました。
「はざまさんのおかげです!本当に背中を押してくれてありがとう。感謝しています」
私、泣きそうになりました(笑)。超うれしかった!!
書いてきたように、彼女は特別なことをしてきたわけではありません。あなたも彼女と同じように漠然とした結婚願望を行動することでカタチにできます。あとはやるかやらないかだけの差です。さぁ婚活しましょう!
お読みいただきありがとうございました。
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