結婚相談所を利用して婚活を始めると、まず戸惑うのが「交際の仕組み」です。マダカナでは初回面談の際に、活動の流れや用語について丁寧にご説明していますが、なかでも多くの方が「ややこしい」と感じるのが「仮交際」と「真剣交際」の違いです。

今回はそのうちの「仮交際（プレ交際）」について、役割や過ごし方のポイントをお伝えします。

仮交際とは「お試し交際期間」

仮交際とは、プロフィールを見てお見合いをし、「もっとお話してみたいな」と双方が思った場合に進む“最初のステップ”です。しかし実際にはお見合いの時間は1時間程度。お茶を飲みながら軽く会話するだけで、お互いの人柄や価値観、結婚観まで把握するのは難しいですよね。
だからこそ仮交際は、相手をよりよく知るための「お試し期間」。この段階ではまだ特定の一人と交際を絞るわけではなく、他の方とのお見合いや仮交際も並行して行えるのが特徴です。

目的は「フィーリングの確認」

仮交際で大切なのは、相性やフィーリングなど感覚的な部分を確かめることです。お互いに好印象を抱いていても、「なんとなく話しにくい」「会話のテンポが合わない」など、実際に会ってみて感じることも多いもの。
マダカナでは、まずは短時間のカフェデートやランチデートを２～３回ほど重ねることを推奨しています。最初から意気投合する場合もありますが、焦らず、無理せず「自然体でいられるか」を感じていくことがポイントです。

仮交際で「違和感」を見極める

実際、多くのカップルが仮交際中の１～２回目のデートで「ちょっと違うかも」「また会いたいとは思えなかった」と終了してしまうケースも少なくありません。ですが、それは悪いことではなく、むしろ自然なこと。

大切なのは、自分にとって心地よい人かどうか、結婚を前提に付き合いたいと感じるかどうかを見極めること。ここで無理に関係を続けても、後々の真剣交際や結婚につながる可能性は低くなります。

まとめ

仮交際とは「お相手を知るための準備期間」です。1回のお見合いだけではわからない部分を、数回のデートを通じて少しずつ確認していくための大切なステップ。仮交際の段階で「違和感」を感じたら、それは相性の合わなさを示すサインかもしれません。

無理せず、気負いすぎず、「自然体でいられる関係」を見つけることが、真剣交際、そして成婚への近道です。まずは仮交際の意味をしっかり理解して、前向きな一歩を踏み出していきましょう。

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