2017.8.23
私:「どうして婚活を始めようと思ったんですか?」
私は目の前にいるこれから婚活をはじめる59歳公務員の男性に訊ねました。
Mさん:「私は弟と二人兄弟です。3つ下の弟はJR川崎駅に勤めております。弟は86歳になる母に孫を見せて親孝行をしました。私は独身で孫を見せることができなかったので新築の家をプレゼントしました・・・。」
Mさんの話しは続きます。
Mさん:「私は8歳の時に父を亡くしましたので、母は女手ひとつで私と弟を育ててくれました。ですから孝行ができてホッとしました。しかしその時自分について考えてしまったんです。母が亡くなれば私はこの家で独りです。人並の結婚生活を送ってみたい。家を継ぐ実子が欲しい。と強く思うようになりました」
59歳になって婚活をスタートする理由を知りたくて質問させてもらいました。その答えが以上の内容です。
Mさんの心からのお気持ちがヒシヒシと伝わってきて、私も結婚相談所としてあらゆる手を尽くしてみようと思える面談でした。
しかし、ここからは正直に書きます。
59歳で婚活をスタートすることは遅くはありません。婚活は思い立ったが吉日です。ただし“実子”を持ちたいという願いはかなりハードルが高いのです。
なぜか?
実子を持つという事は20代~30代の女性と結婚する必要があります。その年代の女性が59歳の男性と結婚を選ぶことは極めて稀です。
「石田純一だって理子ちゃんと結婚したじゃん!」
という人もいますが、それは石田純一だったからでしょう。例外中の例外です。
私が伝えたいことはただ1つです。
若さは取り戻せません。時間は巻き戻すことはできません。
「実子を持ちたい」
「子どもを持ちたい」
という事に関しては残念ながらタイムリミットがあります。
今の時代は独りでも生きていけます。結婚する必要性を感じない男性もたくさんいると思います。しかし、この先もそれが続く保証はありません。
何かのキッカケやタイミングで
「自分の子供が欲しい」
と思っても“遅すぎる”ということがあります。ですから40代の男性にはそのことをよくよく考えていただけたらなぁと思います。
40代ならまだ間に合いますから。
お読みいただきありがとうございました。
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