2018.2.7
婚活では相手に対してある程度の希望条件を求めるのが一般的であり、お互いの条件がマッチングすることで正式なお付き合いや成婚につながります。そんな中、相手に対して高い理想や条件を求めるいわゆる「高望み」をする人も少なくないようです。
そこで今回は、婚活で相手に対して高望みをすることについて様々な点を解説していきます。
まず相手に対してどのような希望や条件が高望みと言われるのかというと、主に「自分のレベルやステイタスに見合わない条件を求める」ことを指しています。
例えば自分にそれほど教養があるわけではないのに、相手に対して高い学歴や収入を求めてしまうケースが代表的です。ほかにも収入が低いのに高収入の相手を希望したり、相手のルックスや性格に対して細かな希望を付けてそれが全て揃っていないと駄目だというケースも高望みのひとつだとされています。
もちろん、結婚相手となる男性に対してそれなりの希望や条件を付けるのは大切ですし、自分のレベルやステイタス、生活面を補ってくれる相手を求めるのは決して珍しいことではありません。ただあまりにも現実からかけ離れている条件を提案したり、自分に見合わない高い条件を求めてしまうのは高望みと判断されやすいですし、あまりに条件に固執し過ぎて妥協できない場合は高望みをしていると判断されてしまう可能性が高いようです。
このように高望みと言われる内容には様々なものがありますが、いずれの場合も共通している部分として「求める条件があまりにも自分本位過ぎるもので妥協できないところ」が指摘されていると考えられています。
婚活中の女性の中には自分が気付かないうちに高望みをしてしまっているケースもありますし、自分が希望する条件が高望みなのかどうかわからないという人も少なくありません。
実は婚活で高望みをしやすい女性は30代から40代に多いと言われており、その中でも特に相手に対しての理想が高い人や条件に対して妥協できない人が高望みをしやすいと考えられています。
特に自分磨きのために様々な努力をしている人は相手の男性に対しても同じレベルの努力や結果を求めやすく、年齢が高くなればなるほど安定した生活や結婚に対する理想が高くなりやすいので希望や条件に対して妥協が難しくなっていくようです。
そんな状態とは逆に自分磨きを全くしない人や、「男性はこうであるのが当たり前」と思い込んでいる人たちも高望みをしやすいとされています。
このような女性は特に40代以降に多いと言われており、バブルの時期を経験しているところから高望みをしやすい傾向があると言われているようです。また自分磨きをしない人の場合は過去に男性からアプローチされていた人に見られる特徴で、今でも男性からアプローチしてもらえると勘違いした結果として高望みをしやすいと言われています。
ここで気になってくるのが、何故結婚相手に対して高望みをしてしまうのかという点です。
一般的に婚活では20代などの若い女性は男性からも需要が高いため、そこまで高望みをしなくても男性が集まりやすい傾向があります。そのため20代の女性は高望みをする人はそこまでいませんし、いたとしても若いからこそ高望みをしても理想通りの相手を見つけやすいと言われています。
それに対して高望みをしやすい30代や40代以降の女性は男性からの需要も少なくなるため、あまり希望や理想を高くしてしまうと出会いの幅を狭めてしまうのです。
それでも高望みをしてしまう女性がいる理由としては、結婚に焦っているからこそ妥協したくないという考えがあるためだとされています。周囲が結婚していくとどんどん焦りが募るのですが、そこで適当な相手と結婚するのはプライドが許さないと考える人も少なくないようです。その結果、より高望みをするようになってしまい悪循環に陥ってしまっているわけです。
ほかにも、婚活サイトでは年収や身長など目に見えるデータでしか相手を判断できないので、結婚相手に求める条件としても自然と年収や身長のみで比較検討しやすくなっているという指摘もあります。
このように婚活において高望みをしてしまうことはまるで悪いことのように考えられているのですが、一概に悪いことではありません。むしろ高望みをするからこそ得られるメリットもあります。
では婚活で高望みをすることにどのようなメリットがあるのかというと、相手の男性に求める希望や条件が高くなればなるほど自分も相手に見合うように努力ができる点が挙げられています。中には自分磨きをせずに希望や条件ばかり高くしてしまう受け身気質の人もいるのですが、しっかり自分を磨いて相手からアプローチをしてもらうように努力をしている人も少なくないようです。
実際に高収入や高学歴を持っている男性から声をかけてもらったりアプローチしてもらうためには、学歴や家庭環境など変えられない部分をどうにかするよりも容姿やスキルなど変えられる部分から変えていく必要があります。特に教養や知識は後からでも十分身につけられますし、容姿も綺麗になれば30代や40代であっても男性から声をかけてもらえる可能性は高くなります。
このように自分磨きを積極的にできる点や相手に合わせるための努力ができる点は、高望みをしているからこそできるものだと高く評価されているのです。
婚活での高望みはデメリットや問題点だけではなく、考え方によってはメリットもあります。ただ高望みをすればするほど結婚相手として選べる男性の数は少なくなりますし、30代や40代以降の女性の場合は需要そのものが少なくなっているので結婚そのものが厳しくなってしまう可能性も指摘されているのです。
このため、ついつい婚活で高望みをしてしまうという人はいくつか心がけておかなければいけないポイントがあります。その中のひとつが「相手に対して求める条件を整理して絞っていく」というものです。
高望みをしてしまう女性の多くが相手に対して複数の希望や条件を提案しているので、それらを整理しながら特に妥協できないものとある程度妥協できるものを分別していきます。そうすることによって徐々に出会える男性の幅を広げられますし、本当に求めている結婚相手を整理できるようになるのでおすすめです。
また妥協するという考え方についても、妥協するのではなくほかに大切なポイントはないのかどうか改めて検討するのも大切だとされています。例えば高収入という高望みをしている場合、収入にばかり固執するのではなく「無駄遣いをしない人」や「節約がうまい人」である方が条件としても難しくはないですし結婚した後の生活でも重要なポイントとなっています。
このため、高望みをしている内容の見方を変えてより現実的な条件を検討していくのも、婚活で理想の男性を見つけるためには重要な考え方です。
婚活では自分の状況に見合わない男性を結婚相手として選ぼうとすると高望みになりがちで、その結果としてどんどん婚期を逃してしまうなど悲惨な結果に陥っている女性が増えてきています。
高望みをすること自体は決して悪いことではないのですが、婚活という市場において自分の状況がどの程度需要があるのか考えていかなければいけません。そのため結婚相手に対して高望みをしてしまう女性は、自分の婚活市場での状況に合わせて希望条件を変更していくのが結婚するための大切なポイントとなっているのです。
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