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お見合いをするときに知っておきたい返事のマナー

婚活をしているときにはお見合いの場を設けてもらうことがよくあります。仲介人を通して一緒に話をする機会を作ってもらうのがお見合いの基本ですが、返事をするときにどうしたら良いのかと迷ってしまう人も少なくありません。交際を申し込むにしても断るにしても基本的なマナーがあるので、まずは常識を理解しておきましょう。

お見合いをするときに知っておきたい返事のマナー

お見合いの返事についての基本原則

お見合いをして理想的なパートナーに巡り合えたらすぐにでも返事をしたいと考えるでしょう。一方で、生理的に受け付けないような相手だったというときには即刻で断りたいという気持ちに駆られてしまう場合もあるのは確かです。しかし、このような場合に覚えておきたいお見合いの返事についての基本原則があります。

お見合いの場では返事をするのは原則としてNGです。また、良い相手が見つかったときには連絡先をその場で伝えたり、交換したりしておこうと考えることもあります。しかし、これも基本的にはNGなので、その場ではあくまで互いの理解を深めるだけに留めましょう。ただし、お見合いの仲介人によっては現場で互いにどう思っているかを聞いたり、連絡先の交換を促したりすることもあります。

だんだんと形式張ったお見合いばかりではなくなっているので、仲介人の意向で返事をする場が設けられたのであれば、むしろその場で返事をするのがマナーです。

いつ返事をするのがベストか

お見合いの返事はいつするのがベストかというのには様々な見解があります。基本的にはその日のうちから一週間後までを目安に考えるのが良いでしょう。仲介人としてもそれぞれがどう思っているかを不安に思ってしまうことが多いので、できるだけ早めに回答を出すに越したことはありません。しかし、お見合いのその日に返事をしてしまうと深く考えずに答えを出したのではないかと考えられてしまう場合もあります。

お見合いの雰囲気がどうだったか、仲介人や相手の性格はどうかとまず考えた上でタイミングを見計らうのがベストです。明らかにお見合いの雰囲気が円満で互いに良いパートナーになるだろうと思えるような状況があったなら、すぐに返事をした方が良いと考えられます。しかし、あまり意見が合わないような部分が目立ったり、仲が決裂しそうな場面が一つでもあったりしたようなときには、それでも本当に結婚相手として良いのかをよく考える時間を設けた方が無難です。

そのため、数日の間を空けた上で返事をするようにしましょう。このような考え方は基本的には交際を申し込む場合の返事ですが、断りたいというときには少し状況が異なります。断るときには相手や仲介人の気持ちも察してできるだけ早めに返事をするのがマナーです。

お見合いを通して相手や仲介人もあまり良い返事をしないだろうと予想できていることが多いので、すぐに決断してしまうに越したことはありません。返事を長引かせてしまうと相手は期待を裏切られたという気持ちを持ってしまう可能性もあるため、後腐れなく次の婚活を進められるようにするには早めの回答を心がけるのが大切です。

返事の仕方にも気をつけるのが大切

お見合いの返事はどちらが先か

お見合いの返事は男女のどちらが先にすべきかというので悩むこともあります。一昔前には女性は返事を待ち、男性が先に返事をすべきという考え方が一般的でした。しかし、現在では男女平等の考え方が広まったことでどちらが先に返事をしても問題はありません。ただし、仲介人がどのようにお見合いを位置付けているかによって状況はやや異なります。

男性優位と考えている昔気質の仲介人の場合には女性から返事をするのはご法度という見解を持っていることもあるので注意が必要です。気兼ねせずに話せる間柄の仲介人であれば、返事をしたいということを相談してみても良いでしょう。特に断る気持ちが固まっているときには男性の返事を待つのもストレスになりがちなので自分から返事を出すことも考えるのが無難です。

また、男性からの返事が数日経ってもないというときには相手が悩んでいる可能性が高いでしょう。もし交際をしたいと思っているなら、自分から一言交際を申し込む返事をするだけで気持ちを後押しすることができます。ぜひとも将来を一緒に過ごすパートナーになって欲しいという人に出会えたときには積極的に返事をするように心がけた方が良いのです。

返事の仕方にも気をつけるのが大切

お見合いの場で連絡先を交換していないと相手に直接連絡することはできません。これはお見合いでは返事は仲介人を通して行うことが基本的なマナーとなっているからです。そのため、お見合いの返事の仕方にも十分に配慮する必要があります。

相手を傷つけないようにするだけでなく、仲介人にも配慮しながら方法を選んだ方が良いのです。最もよく用いられている方法は手紙を書いて仲介人に渡すという方法であり、フォーマルな手紙を作成するのが原則とされています。

返事の仕方として電話やメールなどはあまり受け入れられるものではないので注意しなければなりません。手紙を書くときには前文の頭語や時候の挨拶から始め、主文を記載した上で末文の結びの挨拶で締めくくり、最後に後付として日付と差出人、宛名を記入するというのが基本です。これに従って作成した手紙を仲介人に手渡し、その場で再度お礼も伝えましょう。

返事が遅くなるときには予め仲介人にお礼に行き、返事は後日持参するという形で話をまとめておくのが無難です。仲介人へのお礼はお見合いの当日か翌日にはするのがマナーなので、それまでに交際についての返事ができないときには少し考えたいと伝えましょう。

迷ったときにはどうするべきか

迷ったときにはどうするべきか

お見合いの返事を急がなければならないという状況に陥ってしまうことも珍しくありません。少し会って話をしただけで本当に交際を申し込んでも良いのかと悩むのは当然とも言えます。しかし、マナーとしてできるだけ早く返事をしなければならないのも確かです。迷ってしまったときにはすぐに結論を出さないということも重要になります。

このような状況では可もなく不可もないという印象を持っている場合がほとんどであり、決して悪い印象はないけれど交際する上での決定打がないのが不安になっているでしょう。この場合の選択肢としてもう一度会って話をする機会を設けてもらうというのが良い方法です。友達として付き合うことから始めて、将来についてはそれから考えたいという形で返答することもできますが、結婚を前提にして互いをよく知るためにもう一度だけ会ってから決めたいと言うこともできます。

仲介人を介して同じようにお見合いの席を設けてもらうことも、二人だけで会う機会にすることも自由なので、自分がどのような形で相手に会えば結論を出せるのかをよく考えてみましょう。その希望を率直に伝えればそれが立派な返事になります。

返事のマナーは理解してからお見合いへ

お見合いをしたときには返事はその場で返さずに、お開きになってから一週間後くらいまでに仲介人を介して手紙で返事をするのがマナーです。仲介人の考え方によって少し状況が異なる場合もあるので、予めどのような考え方があるかを確認しておくと心配がありません。すぐに結論を出せないときにも返事を遅らせるのではなく、もう一度会って判断したいということを伝え、前向きに交際を検討してみましょう。

仲介をしてもらうときには知人を頼ることがよくありますが、結婚相談所を利用することもできます。細かなマナーについてのアドバイスを受けながらお見合いに臨めることに加え、第三者の仲介人になるので交際を申し込んでも断っても後腐れがありません。お見合いで相手を探したいというときには結婚相談所の利用を検討してみるのも大切です。

お読みいただきありがとうございました。

横浜結婚相談所マダカナ

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