昔はお見合いなど、親が結婚をセッティングする制度がありました。しかし、結婚が自由なものになっている今、自然に結婚相手と出会えなかった人は自分で探さなければなりません。いろいろなライフスタイルが存在し、晩婚化の進む都会でも婚活は簡単ではありませんが、地方での婚活はさらに難しいものとなっているようです。では、なぜ地方での婚活が難しいのか、どうすれば地方で婚活を成功させられるのかについて、これから解説していきます。

地方では結婚年齢が若い！

都会に比べると地方では、結婚する年齢が若い傾向があります。これはなぜかというと、高校の卒業後は大学進学のために都市に移ってしまう人と地元に残る人に分かれますが、地元で就職する人の多くが就職したり家業を継いだりして早くに社会人になるためでしょう。社会人になれば収入があって安定するので、早くから結婚を考え始める人が多いのです。

それに、地方ではコミュニティの力が根強く、地元にいる若者同士が結婚に至るまでの期間が早いということもあるでしょう。地方にいると昔ながらのマッチング制度が残っていて、何かと結婚相手を紹介してくる人がいたりします。そのようにして出会った異性なら、早々と結婚相手として意識しやすいのです。

地方での婚活はなぜ難しいのか？

では地方で婚活をするのはどのような人なのかを考えてみましょう。もちろん地方で結婚しそびれてしまったという人もいますが、都会で大学や大学院に進んで就職したものの、都会に向いていないと考えて実家に戻ってきたUターンの人や、都会で生まれ育って地方への移住を希望するIターンの人も多いでしょう。

地方で結婚しそびれて焦る人も、大学や就職を経て地方に戻ったり移ったりする人も、既に20代後半から30代くらいになっていることが多いはずです。いざ地方で結婚相手を探してみると、同年代は既に多くが既婚者で、独身者がいないということになりやすくなります。嫁あるいは婿不足である農業・漁業・林業などの職業は、なかなか受け入れられないという人もいるでしょう。

地方で婚活をする場合、都会では当たり前のような結婚相手への条件を並べていたのでは、どうしても相手を見つけるのが難しくなってしまいます。

地方での婚活を成功させるコツとは？

地方で婚活を成功させるコツというと、そもそも婚活をしている人の絶対数が少ないのですから、結婚相手に求める条件を広げることだといえるでしょう。まず年齢や収入、外見、初婚か再婚、職業ということだけで相手をシャットアウトしてしまっては、どうしても結婚相手として相性の良さそうな人が見つかりにくくなります。長年家族として生活していかなければならない相手を捜しているのですから、どんな条件であろうと、まずはしっかり相手の人間性を見極めることのほうが大切です。

自分と性格の合いそうな人、生活する上での価値観が合いそうな人と巡り会えたら、収入面や住む場所などは、後から折り合いをつけていきましょう。ずっと共働きする必要があったり、女性のほうが一家の大黒柱になる可能性があったりと、思い描いていたライフスタイルを実現できない場合もありますが、それでもいいから結婚したいと思える相手が見つかれば、特に問題はないのではないでしょうか。

ただし、どうしても妥協できないポイントだけは押さえておきましょう。結婚したいと焦るあまりに、結婚してしまってからどうしても我慢ができずに悩み続けることになってしまったのでは、本末転倒だからです。

また、もう一つのコツといえば、結婚相談所や婚活パーティーなど、ダイレクトに婚活のできる場だけで活動をせず、趣味や習い事、同窓会など、特に結婚を意識しない幅広い場で出会いを探し続けることがあげられます。とにかく、結婚相手の幅を可能な限り広げておくことが大切です。

結婚相談所などを上手に活用してみましょう

地方で婚活を成功させるためには、婚活をしている人の絶対数が少ないので、条件だけで相手の幅を狭めてしまわず、なるべく世界を広げることが必要です。結婚相談所でアドバイスを受けながらの婚活もオススメです。結婚相手を探しているときには、自分の思い込みだけで幅を狭めていることがよくあります。プロの相談員に適切なアドバイスを受け、それを素直に受け入れる柔軟な姿勢が大切です。結婚相手にばかり求めず、自分を客観的に見る目がどうしても必要だからです。

ゆとりある気持ちも大事です。焦ってガツガツと婚活をせず、年単位など少し長い目で見て、いろいろな場所で相性のよい人を探してみましょう。

お読みいただきありがとうございました。

横浜結婚相談所マダカナ

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