婚活という言葉はすっかり世の中に定着しましたが、何歳ぐらいから始めるのがいいのか、どんなことをすればいいのか、カップルになれた人たちはどうやって出会ったのか、意外とわからないことが多いのも事実です。数ある婚活を巡るエピソードの中から、色々な女性たちの成功例をまとめてみました。実際に幸せをつかんだ人たちの婚活エピソードは、出会いのきっかけを知る糸口になるはずです。3つのエピソードを取り上げながら、婚活の実際を見てみましょう。

エピソードその１・お兄さんの結婚をきっかけに婚活を

婚活にまつわるエピソードは、結婚相談所や結婚相手紹介サービスの会社などが、積極的に公開しています。その多くは実名は伏せているものの、堂々と顔を出した笑顔のカップルたちが、幸せいっぱいに語る成功談です。

二人の年代や婚活を始めたきっかけ、どうやって出会いに至ったかと、そのあとどんな風に付き合い始め結婚にたどりついたかまで分かるので、ちょっとしたドラマを見ているような感覚になるかも知れません。

ある20代後半の女性は、お兄さんの結婚がきっかけでした。お兄さんとお嫁さんの出会いが、大手婚活サービスだったんです。早速自分も登録しましたが、最初は登録したことで満足してしまい、あまり積極的に婚活をせずにいました。そんなとき背中を押してくれたのが、担当者のマリッジコンサルタントでした。

出会いはタイミングコンサルタントのひとことで

婚活サービスには、マリッジコンサルタントのような仲立ちを手助けしてくれる担当者がいます。関西弁のその人から「せっかく入会したのに活動せなもったいないよ！」と明るく言われた女性は、よしやろう！と思い立ちます。

「自分と年の近い人を」と希望を告げると、コンサルタントが紹介してくれたのが、のちに結婚する旦那さんでした。旦那さんは婚活サービスに登録したばかり。高校時代の部活が同じ吹奏楽で、最初の出会いから意気投合した二人は、一週間後にイタリアンレストランでデートをし、二度目のデートで旦那さんが付き合おうと告白します。半年後にはプロポーズ、出会いから1年4か月後に結婚式を挙げました。

実は女性は当初、退会も考えていました。20代後半でまだ結婚を急いでいなかったのが理由でしたが、コンサルタントのひとことがあった直後に出会ったのが旦那さんです。旦那さんは入会後最初に彼女を紹介され、他の女性とは会うことなくお付き合いが始まりました。

出会いはタイミングと言います。その言葉通り、婚活サービスが無ければ出会わなかったはずの二人が、こうして出会い結婚する。人の縁の不思議で面白いところでしょう。

エピソードその２・出会って3か月でプロポーズ

婚活で結婚に至るカップルと、婚活以外の出会いで結婚したカップルの違いは、出会いから結婚までの長さにあるとも言われます。婚活で出会い、3か月後にはプロポーズしていた10歳差のカップルのエピソードを見てみましょう。

28歳の女性が婚活を始めたのは、通っていた英会話教室の隣が結婚紹介所だったからという、偶然がきっかけでした。たまたま英会話の空き時間ができ、”20代割引”の文句に目がとまって気楽な気持ちで入会しています。

あっさりした入会理由だったものの、婚活は自分なりのルールを設けて積極的に行ないました。気になった人とは2回は会ってみる、せっかく結婚前提の出会いなのだから将来や子供のことも最初から話してみる、といったものです。安心して話が出来るよう、1回目に会うときはカフェやお店ではなく、結婚紹介所の一室を利用して、というルールも、彼女なりに相手を理解する手助けになりました。

婚活で出会うメリットお互いの価値観を伝えやすい

旦那さんと出会ったのは、1か月のうちに5人の男性と立て続けに会ったあとでした。ここまでで婚活にある程度慣れ、初対面の男性と緊張せずに話せるようになっていたのが、大きくプラスに働きました。

旦那さんとは、最初の出会いのときから子供が出来たら家庭に入るか仕事を続けるか、お互いの実家を考えてどのあたりに住むかといったところまで、話が進んだのです。38歳の旦那さんも2年ほど婚活経験があり、そうした会話をスムーズに交わせたため、二人の距離は急速に縮まりました。お互いが出会うまでに、それぞれ何人かの人と顔を合わせ、結婚について真剣に話し合ってきた経験があったからこそ、「この人とは価値観が合うな」と感じられたのです。

2度目のデートでお付き合いが始まり、2か月後にお互いの実家に紹介のため出向きます。それぞれの両親は、反対どころか「結婚はいつ？」の雰囲気を押し出してきて、歓迎しきりだったため、出会って3か月後に旦那さんがプロポーズしました。「彼より先に、彼のご両親にプロポーズされたような感じなんです」と女性は明るく語っています。

婚活を通じて出会うと、目的がはっきりしている分、将来設計についてしっかり話し合うことが出来ます。婚活の大きなメリットと言えるでしょう。出会ってから結婚までの期間が長いか短いかは、お互いの価値観が伝わっていれば、あまり関係ないのかも知れません。

エピソードその３・第一希望でなくても

婚活サービスは年々進化していて、好みや希望、条件にマッチした出会いの機会を的確に作れるようになって来ています。多くの女性が第一希望の男性と出会いやすくなっているのですが、中には第一希望ではなかった男性とお付き合いに発展し、結婚に至ったエピソードもあります。

30代になって婚活を始めたその女性は、出会いのあと進展が無いのに悩んでいた際、担当者に「連絡をくれた人全員に返信してみては」とアドバイスされました。そこで第一希望だけに絞っていたのを変えて、少しでも可能性を感じた相手には連絡を取るようにしてみたんです。

返信した中に、婚活パーティーで出会った男性がいました。パーティーでの会話はほとんどなく、互いに印象は薄かった同士です。メールでのやりとりも素っ気ない内容でした。しかし「まずは連絡してみる」「誘ってもらえたら会ってみる」と前向きに考えてランチを一緒にしてみたところ、フィーリングがピタリと合って驚きます。男性の方も同様で、ほぼ初対面なのに互いの過去の恋愛話まで語り合えるほどでした。

そこからはとんとん拍子で、入籍までスムーズに進んでいます。お互い希望していた条件とは違う相手だったものの、実際に会って感じた直感とフィーリングが最大の後押しになりました。思い切って会ってみるのが婚活の初めの一歩、とこの女性は話しています。

婚活サービスはお互いのプロフィールがある程度分かるため、条件や好みがどうしても気になるものです。プロフィールはとても重要で大切にすべきでしょう。ただ実際に会うと、それとは違う大切な何かが見つかることもあると、このエピソードは教えてくれています。

婚活サービスは二人の物語の進行役

婚活の成功エピソードは、このほかにも数多くあります。それぞれに共通しているのは、当たり前ですが出会いの機会です。まずは出会いが無ければ、お付き合いも結婚もありません。

最初のエピソードの女性は、タイミングが合って旦那さんと巡りあえました。10歳差のカップルの女性は、偶然入会した結婚相談所で出会いの機会を掴んでいます。最後のエピソードは、条件や好みが異なる出会いでも、結婚につながる可能性があると示しているでしょう。

また、それぞれの女性が婚活を振り返って、「楽しかった」と話していました。条件が合わなかったり、メールのやりとりに気を使い過ぎたりして「心が折れることも経験」したと、最後の女性は語っていますが、一方で「普段出会えない人との交流」を素直に楽しめたとも言っています。前向きに出会いを受け止めたことが、彼女たちの幸せのスタート地点だったのかも知れません。

男性側にも、婚活の成功エピソードは数々あります。男性と女性の両方のエピソードをつなげるのが婚活なら、出会いの機会を作る婚活サービスは、さしずめ物語の進行役といったところでしょう。

婚活サービスには、年齢も経歴も様々な人たちが登録しています。その数は年々増加しており、その全員が出会いと結婚を目指しているのですから、利用しない手はないでしょう。優秀な進行役に助けてもらいながら、自分の婚活エピソードを成功へと導いて行きたいものです。

お読みいただきありがとうございました。

横浜結婚相談所マダカナ

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