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お見合いでイマイチ盛り上がらないという人へ

お見合いでイマイチ盛り上がらないという人へ

【質問】

34歳の男性です。結婚相談所に登録してお見合いを5~6回やりましたが、毎回盛り上がることなく淡々と終わってしまいます。無言状態が続くこともあり会話の難しさに直面しています。もちろん交際に発展することはありません。何が問題なのでしょうか?どのようなことに注意すれば良いのでしょうか?アドバイスをください。よろしくお願いいたします。

【回答】

ご質問ありがとうございます。お見合いは初めて出会う場ですから「緊張しないでくださいね」と言っても無理ですよね。でも、お見合いの場では男女ともに緊張しています。緊張はあなただけではありません。そのように考えると、少し楽にお見合いをできるようになります。

最近あった話を1つします。結婚相談所マダカナで婚活している28歳のO君がいます。イケメン公務員で長身のO君は女性とお見合いがたくさん組めます。しかし、O君には恋愛経験がないので女性とのコミュニケーションが苦手というネガティブな側面をお持ちです。そんなO君が「最近、お見合い終了後、凄い疲れます」と言っていました。たぶん彼は必要以上に「上手なトークをしなくてはならない」と自らにプレッシャーを与えてしまい、その結果としてお見合いを楽しめていないのです。

O君の話をしましたが、お見合いで苦労している人は皆さんO君と同じ「上手なトークをしなければ」という思考に陥っている可能性があります。でもお見合いでは喋ることよりもっと大切なことがあるのです。

しゃべる事より数倍大事な聞く力

お見合いを成功させるためには話すことより聞くことが大切です。コミュニケーションの難しさは“話す”ことではなく“聞く”ことです。NHKの新人研修でそのことを教えるようですから(PRESIDENT 2018.6.18 34ページを参照)聞くことはとても大事だといえます。

“話す”ことは自分の知識の範囲内でこなせるが、“聞く”はその範囲外になるのが難しさの理由だそうです。

ではどのように聞くことを取り入れたらいいのでしょうか?ちょっとレッスンしてみましょう。

お見合いを楽しくおこなうために以下の3つの聞き方を取り入れると良いと言われています。(お見合いだけに限らずコミュニケーション全てにいえます)

1、 相手の言いたいことを聞いてあげる
2、 相手のスイッチを探す
3、 相槌のバリエーションを増やす

 

です。では実際に少し頭の体操です。下の3つの設問を考えてください。あなたならAとBのどちらを選びますか?

 

・1のケースの例
あなた:「何を食べるのが好きですか?」
相手:「肉ですね」
あなた:「お薦めの店はありますか?」
相手:「あります。食べ放題のお店で、お腹いっぱい食べても太らないんですよね。」

次の聞き方
A:「それは凄いですね!お肉の種類は何が好きですか?」
B:「どうして食べても太らないんですか?」

 

・2のケースの例
相手:「私は自転車が趣味なんです」
あなた:「へぇ。どんなところに行くんですか?」
相手:「100キロ圏内ならどこへでも行きますよ!こないだ行った海浜公園は最高でした!」

次の聞き方
A:「サイクリングは何が楽しいんですか?」
B:「何が最高なんですか?」

 

・3のケースの例
相手:「私、ここの木造住宅に住んでいるんです」
あなた:「なるほど!」
相手:「柱が太くて、壁の厚みより幅があるんですよ。だから木が呼吸しやすいみたいで」

次の聞き方
A:「なるほど」
B:「へぇ~」

 

以上の3つの頭の体操レベルの設問です。いかがでしたか?このブログをお読みの皆さんはお分りかと思いますが、いずれもコミュニケーションの場で「B」が良いといわれています。

1のケースでは「太らない」と相手が言っているので、そこを深堀することで会話が弾みます。
2のケースは「最高でした」と相手が言っているので、そこを聞いてあげると相手は嬉しくなります。
3のケースは同じ相槌でも毎回「なるほど」よりも変化を加えたほうが良いという事です。

このように聞き方を少し工夫するだけでお相手は気持ちよく喋りやすくなります。お見合いが盛り上がらないと思う時ほど、聞き方に意識を寄せるとスムーズに楽しめると思います。お試しください。

お読みいただきありがとうございました。

横浜結婚相談所マダカナ

 

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