2020.5.9
今回は「ブラックスワン(コロナ)の出現で結婚相談所の婚活システムが大きく変わるであろう」ということを書いてみます。
婚活を取り組んでいらっしゃる方にも大いに影響があります。ぜひお読みいただきご自身の婚活をどうするか真面目に考えてください。
5月9日時点でインターネットニュースをサッと見る限り、緊急事態宣言は地域によっては解除されているし、新規感染者数も100人を切ってきました。これも皆様の頑張りが数字に表れている結果と思います。
※出典:5月8日時点 厚生労働省発表
ただこの後、コロナ第2波の可能性は否定できないし、気温が下がる秋以降は再びコロナの影響があるのでは?と懸念されています。
そのような背景のなかでビッグローブは、新型コロナウイルス感染症の影響によって「在宅勤務「定着する」8割強、一般化で副業や地方在住の増加が予想」という予想される記事もあります。
※出典:ビッグローブ
在宅勤務。つまりオンラインです。
「これと結婚相談所や婚活の何に影響があるの?」と思うかもしれませんが、大きな影響と可能性があるとマダカナは見ています。
1、オンライン化が進み、出会い・職場結婚の可能性はますます下がってくる
2、オンライン化が進み、結婚相談所の婚活システムのウリである「対面」が意味をなさなくなる
です。
もうコロナ以前の世界は戻ってこないのではないか?というご指摘も耳にします。オンライン化が加速して、働き方は大きく様変わりする可能性があります。
今までは自然発生的で偶然な出会いもありましたが、オンライン化が進むと今までのような出会いはとても貴重です。「たまたま職場で知り合った」的な出会い方は今後なくなってしまうのではないでしょうか。
昭和の時代ほど職場結婚の比率は高くはありませんが、平成令和の今でも「職場」は知り合った場所としてはトップです。それがなくなるのですから・・・・。
もう従来通りの出会い方は通用しません。オンラインの方へシフトする必要があるでしょう。
そこで婚活をするうえで重要な役割を担うのは結婚相談所だと確信しています。
「出会いそのものを求めたい」「恋愛を楽しみたい」のようなお考えの方はアプリや出会いサイトを活用すれば出会いの可能性は無限大です。上手にオンラインを取り入れた方の出会いは青天井でしょう。(この辺りのノウハウはいつか記事にします)
しかしそこで出会う「質」には用心が必要です。なぜならアプリや出会いサイトに入会する目的は必ずしも結婚とは限りません。入会の目的が全く違うのです。
婚活であれば結婚相談所が安心安全です。それは次の3つがあるからです。(なぜこの3つかは近いうち記事にします)
1、 独身証明書の有無
2、 交際期間の設定
3、 仲人の存在
アプリやサイトではこれらを求められることは絶対にありません。仮に独身証明書の提出を義務付けると会員数がグッと減ってしまうことは明白です。それはアプリやサイトを運営している会社のビジネスモデルと違うからです。
そういうわけで、結婚相談所とアプリやサイトのすみ分けはきちっと進んでいくものと思います。ですから使う方はそれをしっかり認識したうえで活用することが重要です。
さて、ここまでは「オンライン化が進む世界での婚活は結婚相談所が絶対お勧めですよ」と書いてきましたが、結婚相談所の婚活システムも大きく変わる局面にはいってきました。
そもそも結婚相談所の婚活システムは「対面」を前提に考えられており、それが売りであり、他の出会い方と大きな違いと思われてきました。
よって現行のシステムには「オンライン」には対応しきれてない節が随所に見られます。
・入会の説明も「対面」
・契約書を交わすことも「対面」
・お見合いも「対面」
・そもそもお相手選びを所属の結婚相談所でしている、いわゆる「対面」でお相手探し
・交際も「対面」
「対面」のオンパレードです。
婚活は結婚相手を探す活動ですから対面は当たり前でした。ですが、オンライン化が加速すると世界では意識を変えていく必要性があるでしょう。コロナ以前の「非常識」がコロナ以後は「常識」になってきます。
2020年5月9日時点の婚活を見ると、「お見合い」をオンラインでする流れが増えつつありますが、まだまだ課題は山積です。
「交際はオンラインでは難しいでしょう?実際に会わないとわからないことがたくさんある」
「契約は実際お会いしないとニュアンスが伝わらない」
「お相手探しはオフィスに来ていただき一緒に探します」
などなど
業界的にも現状は模索段階ですが、ゆくゆくはオンライン化が進み対面はなくなる。または激減する方向にあるとマダカナは考えています。
結婚相談所は他所の結婚相談所さんと折衝する機会が多いです。
自分のところの会員さんと他所の結婚相談所の会員さんがお見合いをする。または交際をするケースで情報を共有するからです。
色々な結婚相談所さんとお話をするのですが、残念ながらオンラインで足並みが揃っているわけではありません。
ここは大きな問題です。オンライン化していかないと世の中に置いて行かれちゃう。
つまり結婚相談所側は早急にオンラインに慣れる必要があり、取り入れる必要があります。また婚活をされる方々も同じです。
マダカナの会員さんの例を1つ。数週間前には「web上ではお相手の良さがわかりません」との理由からオンラインお見合いを断っていた方が緊急事態宣言の延長を受けて「やってみます。いつ収まるかわからないから」と前向きに取り組まれる姿を目にします。
ここで強調しておきたいのは皆さん食わず嫌いで、実際にやってみると「意外と僕(私)には合っているかも!」と思う方が多いことです。
交際も「2人でオンライン飲み会」で盛り上がりました。という報告もありました。
もちろん、どこかのタイミングでしっかり対面して判断する必要は出てくるでしょうが、今後はお客さんも結婚相談所もオンラインに乗り遅れてはいけません!
以上に述べてきたことにより、結婚相談所マダカナもオンラインを推進しています。もともとLINEなどを駆使してアドバイスや日程調整はしてきましたのでオンラインには柔軟性があります。
さらにオンラインを推し進めてまいります。婚活は新しい局面を迎えたといえるでしょう。あなたもおうちで婚活をはじめてみませんか?
横浜結婚相談所マダカナ
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